勤務医の一般業務時間外を担当する「当直」。
入院患者の急変やトラブルなどに対応します。
給与面ではなかなか優遇されているアルバイトですが、勤務内容によってその大変さは変わってきます。
場合によっては手に余る忙しさを体験することにもなりかねません。
そこで、求人選びは良く比較検討して選びましょう。
今回は当直の中でも夜勤ではなく「日当直のアルバイト」に関する詳細情報を紹介致します。
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仕事内容と時給相場
仕事内容
当直アルバイトと聞くと、一般の方はほぼ例外なく「夜勤」を連想されることでしょう。
研修医の方や、医師になってまだ日の浅い方でも「当直と言えば夜勤」と考える方がいらっしゃるようです。
しかし、そうではありません。
「日当直」は、医療機関の休診日を担当する勤務のこと。
そのため、日中勤務のみの求人もあります。
なお、この「日当直」という言葉ですが、「日中+夜間当直」の「24時間勤務」を指す場合と、「日中勤務のみ」(日直)を指す場合があるようです。
言葉に惑わされず求人ごとに勤務時間をきちんと確認するようにしましょう。
なお具体的な仕事内容は2つ。
1つは、入院施設における「病棟管理」のようなメインの仕事です。
もう1つには救急外来患者への対応の仕事が加わるケースもあります。
ただし、いずれも日当直の最中に何も起きなければ、仕事はほとんどありません。
忙しさは医療機関・科目ごとでも大きく異なります。
時給相場
「日中勤務のみ」の場合は、朝から夕方までの勤務。
具体的には、およそ10時間前後の勤務時間が多いでしょうか。
この場合は1回に5万円から6万円が相場と考えられます。
「日中+夜間当直」の「24時間勤務」では、その倍である1回10万円から12万円程度が相場となるでしょう。
つまり、給与面だけを見れば「時給1万円」を割り込みます。
ただし、忙しくない医療機関を担当すれば、あまり仕事はありません。
実労働時間に対する時給は割高となりますので、ベテランの医師がアルバイトするケースもあります。
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定期非常勤とスポットどちらが多いか
日当直(24時間勤務)の定期非常勤とスポットの割合は、スポットのほうが多いです。
医療機関としても、日当直が可能な人材を確保するのは大変。
常勤医師では限界がありますし、スケジュールの調整上、非常勤でも「定期的な曜日」を設定することが難しいケースもあります。
そのため、定期非常勤の求人数は、スポットの半分程度となっています。
まとめ
勤務医の中には、通常業務から日当直に入るという連勤を強いられるケースもあるようです。
そのため当直を嫌がる方も少なくありません。
ですから、「宿当直」のアルバイト・ニーズは豊富に存在しています。
宿当直アルバイトの「割の良さ」を決めるのは、時給・給与だけではなく「求人先の医療機関における忙しさ」となります。
勤務医が嫌がるほどの激務が予想される宿当直環境は、QOLの観点からはできる限り避けたところです。
医局で宿当直のアルバイトを探すことはもちろん可能。
しかし「この現場、忙しくないですか?」とはなかなか聞きにくいですよね。
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そのため「ハズレ」の宿当直アルバイトに当たる確率は低めだと考えられるでしょう。
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